テレ玉不安定の原因はCATVの漏れ電波


ベランダにアンテナを立てて、テレ玉ことテレビ埼玉を受信しているのでしが、いまいち安定しない。そこでLCT2を買って、色々調べていると、テレ玉と同じ物理チャンネル32chをケーブルテレビのJ:COMで使っている事がわかり、このJ:COMが悪さをしているのでは無いかという疑惑が出てきました。 J:COM(ケーブルテレビ)とアンテナは混合せず、別々のチューナーで受信していますが、何故かJ:COMのいくつかのチャンネルをアンテナが拾ってしまうので、そんな気がしました。

そこでJ:COMさんに来て頂き、色々と調査してもらいました。

家に来た作業員の方に説明すると、一旦J:COMの元の線を外して、それで変化するか見てみようという事になりました。結果は次の通り。

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▲J:COMの線を外した時のレベルの変化

このグラフはCNを示していますが、はっきりと出ました。 J:COMの元の線を抜くとCNが急上昇し、元に戻すとベランダアンテナ受信のテレ玉も元に戻ります。

更に調べると、宅内の分配器から壁のコネクタまでは5C-2Vという地デジ非推奨のケーブルで、壁の端子が直付けタイプ。この直付けの端子は特に漏れやすいとか。

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▲今回のまとめ

J:COMさんによれば、電柱から分配器まではJ:COMの管轄だが、それより先の配線はJ:COMでは無く、アパートの大家の管轄だとの事。 そのため、J:COM側で問題を解決する事は困難だそうです。

まぁ、その辺は仕方がないですね。 とは言え、これで原因がわかり、とてもスッキリした感があります。

作業員が言うには私のようにCATVが入っているのにわざわざアンテナを立てて受信する人は8年間やってて初めてだとの事。 こんな事も起こるんだなぁ〜と、ある意味とても良い経験になったとか(笑

さて、次は8素子アンテナをもっと高い所に設置して様子を見る事にしましょうかね。 現在使っている14素子を高い所に上げるのはベランダが持たないでしょうから流石にやめておきます。 宅内配線の一新は費用が出ないでしょうからあまり現実的では無さそうです。