昭和から見た “テレビジョンの夢”


デジカメの写真の整理をしていたら本の一部を撮影したと思われる画像が何枚か出てきました。その本の表紙が見当たらなかったのでいつの物なのかはわかりませんが、テレビについての本のようです。その一節にテレビジョンの夢という項目があり、昭和の時代から見た未来のテレビが描かれていました。

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▲テレビジョンの夢

そこには電話線を使って映画を配信するという事が書かれていました。 今では光回線を使って実現していますが、当時の予想図は次の画像のようなものだったようです。

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▲有線テレビジョンで家庭映画館

さすが昔の本だけの事はありますね。いろんな意味でアナログです。電話線は電話線でも、やりとりを電話で行うとは。 このほか、テレビジョン・ドアー装置なる物もありました。

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▲テレビジョン・ドアー装置

この頃はまだ小型のマイクが無かったのかマイクと言ったらリボンマイクしか出てこなかったんでしょうねぇ。画像が数枚残ってる程度で詳細がわからないのですが、一体いつの本だったんでしょうか。

追記

その後確認した所1971年に岩崎書店から出版された『新版・少年の観察と実験文庫・69 テレビジョン』(山下彰 著)と判明しました。

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