地震発生時の様子


9年前、自分は東京の会社に所属していたのですが、この日は帰省をしていて福島県棚倉町にある実家からリモートで仕事をしていました。

居間でテレビを付けながらノートパソコンを広げて作業をしていると、緊急地震速報が鳴りました。宮城県沖という事で、まぁ、自分のいる地区はたいして揺れないだろうと思い、しばらくパソコンに向かっていました。

その後しばらくすると初期微動始まりました。障子がカタカタと音を立て始めます。

揺れは徐々に大きくなって行き、これはまずいんじゃないか?とパソコンのキーボードを叩くのを止め、本能的に身構えていると本震が来て大きく揺れ始めます。

居間のすぐ隣は玄関だったので、これはすぐに外に出た方がいいと思って慌てて外へ。

地震が発生した時は不用意に外に出ない方が良かったりするのですが、初期微動の長さといい、これはガチで家が潰れるんじゃないかという不安もあり、とっさに外に出ました。

自宅の前は1車線の道路なのですが、特に車もいなかったのでしばらくはその道路の真ん中あたりにいました。

道路がまるで下から揺らされているように揺れていたのには驚きました。

地震体験車ってあるじゃないですか。あの揺れって何だか嘘くさい人工的な揺れだなと思っていたのですが、本当にあれと同じように道路が揺れていて、地震体験車ってすごくよく出来てるんだなって実感しました。

揺れは何分か続いたと思います。外には近所の人が何人か外に出ていて、こんな揺れ初めてだねと話していた気がします。

途中で自宅の前の電柱に設置された変圧器からバチバチっと火花と煙が出たのを覚えています。

揺れが収まる頃には停電して電気は使えない状態で、携帯も電話・メールとも全く繋がりません。

docomo/au/SoftBankいずれのキャリアも全滅でした。

建物は外から見る限り近所では特に被害はなさそうです。

そういえば充電式のポータブルテレビがあった事を思い出して、家の中から取ってきました。

あまりに揺れが大きかったので地元のテレビ中継局が動いているか心配でしたが、ポータブルテレビを付けると問題なく受信できたので無事だったんでしょう。

ちなみに白河市や会津若松市などではテレビの中継局が被災して一部のチャンネルが受信しにくい・できなくなるトラブルが発生していたようです。

NHKを選局すると臨時ニュースが流れていて、最初の緊急地震速報の通り宮城県沖の地震だという事がわかりました。しばらくすると大津波警報が出ました。

ポータブルテレビのバッテリーはそんなに長持ちしないのと、停電がいつまで続くかわからないので、ある程度情報を確認したらスイッチを切りました。

うちの地区は被害は少ない方で、電気は1時間程度で復旧してインターネットも同時に使えるようになりました。当時YahooBB ADSLだったのですが、これはすぐに復旧しました。(フレッツ光は停電復活後にすぐに使えず、復旧には1ヶ月ぐらいかかったらしいです)

水道も地震直後から問題なく使えていました。

棚倉町の中心部は八幡沢という所にある通称水道山から配水しているようですが、そこから水が来ているエリアはおおむね大丈夫だったようです。

社川地区は配水ルートが違うようで、こちらはしばらく復旧に時間がかかったそうです。

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