nVIDIAのドライバをインストールする時にnouveauがロードされているとうまく行かないのですが、CentOS7ぐらいからはどうもkernelに組み込まれているようで、例えテキストモードで起動してGUIを起動しなかったとしてもロードされていて結構邪魔だったりします。
そこでCent7ではgrumのCMDLINEにnouveau.modeset=0加える事で起動時に読み込まれるのを抑止していました。
# cat /etc/sysconfig/grub (略) GRUB_CMDLINE_LINUX="(略) nouveau.modeset=0" (略)
ちなみに編集後は下記コマンドを実行すると設定が反映されます。
grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
CentOS7ではこの方法でnouveauを殺すことが出来ていましたが、CentOS8で同じ事をやる何故か読み込まれてしまいました。結構しぶといです。
# lsmod | grep nouveau nouveau 2187264 0 video 45056 1 nouveau mxm_wmi 16384 1 nouveau i2c_algo_bit 16384 1 nouveau drm_kms_helper 200704 1 nouveau ttm 131072 1 nouveau drm 520192 3 drm_kms_helper,ttm,nouveau wmi 32768 3 wmi_bmof,mxm_wmi,nouveau
なお、rmmodするとnouveauはアンロードされるのでnVIDIAドライバをインストールするだけならさほど問題はないです。
で、結局下記のオプションをCMDLINEに加える事でnouveauが起動時に読み込まれなくなりました。
# cat /etc/sysconfig/grub (略) GRUB_CMDLINE_LINUX="(略) nouveau.modeset=0 modprobe.blacklist=nouveau" (略)