OLYMPUS OM-D M1 MarkIII買いましたtop > 2020 > 0902_camera遂に買ってしまいました…。PROレンズキットです。 今まで使っていたOM-D M10 Mark2に比べて結構大きくなりました。重量もそれなりに増えてます。手で持った時の安定度は向上したと思うのですが、今までPENTAX K1000、OLYMPUS E-PL1などグリップのないカメラばかり使っていたので違和感が強いです。慣れるまでしばらくかかりそう…。 手ブレ補正の検証 †OLYMPUSといえば強力な手ブレ補正が売りだと思っているので、早速試してみました。 ▲キットレンズ 40mm(換算80mm)、5秒 ▲PENTAX-M 100mm(換算200mm)、2秒 噂通り、数秒程度でもブレない写真を撮る事ができます。(2枚目の100mmの方は拡大すると若干ブレてたりするのですが、拡大しないとよくわからないレベルに収まっています) また、ボディ側の手ブレ補正なため、オールドレンズなどでも手ブレ補正はちゃんと有効になります。 ▲キットレンズ 16mm(換算32mm)、1/2秒 ▲キットレンズ 16mm(換算32mm)、1/5秒 数秒だと流石にがっしり構えて意識を集中させてないとブレるので失敗率が高めです。しかし、1秒未満になるとほとんど意識せずにスナップ感覚で撮ってもほとんどブレません。ほぼブレずに写ってしまいます。 割と夜に長めのシャッタースピードで写真を撮る事が多いので、これはとても重宝しそうです。 深度合成 †例えば料理の写真などを撮ると、下の写真のように絞りを開放するとピントが部分的にしか合わないという事がしばしはっせいします。 ▲通常撮影。手前はブレている。 プロ向けのカメラではピントをちょっとずつずらして全体でピントが合うように合成してくれる機能があり、M1MarkIIIにも搭載されています。 ▲深度合成。全体にピントが合っている。 ただしこの機能はレンズ側が対応する必要があります。今回PROレンズキットにした最大の理由がこれでした。記録的な写真を撮る時、全体にピントが合うように絞ってもよいのですが、そうすると小絞りボケがでて解像度が失われます。解像度を維持して全体にピントを合わせたいという時にはとても重宝します。 ちなみにこの機能、説明の動画などではみんな三脚を使っていたのですが、手持ちでも問題ありませんでした。(ただしあまり大きく動くと合成に失敗します) また、この機能で撮影した場合、撮影した枚数分のRAW+JPEGと合成した1枚のJPEGが生成されます。一度に16枚まで撮影できるので、その場合SDカードの容量を結構消費するのでそれなりの覚悟が必要な機能です。 ライブND †電子的なNDフィルタみたいな機能です。昼のとても明るい所でもシャッタースピードを落として流れるような写真が撮れます。 ▲ND32,F22で撮影。水が流れてるように写る。 ▲手ブレ補正を組み合わせてこんな写真も ゆりかもめの先頭車から撮ったのですが、ゆりかもめは結構揺れるので例えば運転台に置いたりしても車両の揺れの影響を受けてうまく流れてくれません。手持ちが必須。 top > 2020 > 0902_camera |