GNOME3での関連付け


参考URL

https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/7/html/desktop_migration_and_administration_guide/file_formats

前提

そもそも最近のLinuxでのデスクトップ環境にはfreedesktopという枠組みがあり、GNOMEもそれに準拠して設計されてるらしい。

MPVを加える

今回MPVをコンパイルで/usr/local/bin/mpvへインストールしたのですが、それをGNOME3で関連付けしようとしたときにやり方がわからず調べました。 RedHatのサイトがとても良い感じにまとまってました。

アプリケーションを登録

まずはGNOMEにmpvを認識させるためにアプリケーションを登録するため、下記のようなファイルを作成しました。アイコンはtango-icon-themeに含まれているものでそれっぽいものをとりあえず指定してます。

$ cat ~/.local/share/applications/mpv.desktop 
#!/usr/bin/env xdg-open
[Desktop Entry]
Version=1.0
Terminal=false
Type=Application
Name=mpv
Exec=/usr/local/bin/mpv --save-position-on-quit
Icon=/usr/share/icons/Tango/scalable/mimetypes/video-x-generic.svg

次のコマンドで適用されます。

$ update-desktop-database ~/.local/share/applications/

おそらく「mpv」で検索するとアプリケーションが表示されるようになっています。

mimetypeの登録

アプリケーションを登録しただけではファイルの関連付けはできません。今度は登録したアプリケーションをmime-typeによって関連付けられるように設定をします。

下記のファイルを作成します。すでにある場合は追記します。

$ cat ~/.local/share/applications/mimeapps.list 
[Default Applications]
video/mp4=mpv.desktop
video/x-matroska=mpv.desktop

次のコマンドで適用されます。

$ update-desktop-database ~/.local/share/applications/

これで関連付けされたはずです。